松山は5差7位 オーガスタ攻略の課題は“弱気パット”克服
【マスターズ 最終日】
首位に2打差発進の松山英樹(24)は、十分に優勝を狙える位置にいた。しかし、終わってみれば通算イーブンパーの7位タイ。96年以来となる英国人優勝となったD・ウィレット(28・英国)から5打差もつけられての幕切れとなった。
J・スピース(22)とS・カウフマン(24)の最終組から1組前でスタートした松山は苦手な1番でグリーンを外していきなりボギー先行。2オンに成功した2番パー5で取り返すも4番、5番で3メートル以内のパーパットが入らない。第1打が右サイドの木に当たった6番はアプローチもミスしてダブルボギー。早々と優勝争いから脱落した。
バック9に入ると本来のショットが戻ってきた。10番で4メートルのバーディーパットを沈め、12番からは4連続でチャンスをつくったが、パターに泣かされ決められない。
12番はカップ手前3・5メートルを右に外し、13番は第2打をピン左2メートルに乗せるもイーグルパットがカップの左を通過。14番は手前2.5メートル、15番も手前2メートルのバーディーパットがカップインしなかった。