若手に強心臓注入 北島“精神サポート役”で代表合宿招聘へ
「北島の力も借りたい」と言ったのは、北島の師匠で競泳日本代表の平井ヘッドコーチ(52)だ。五輪選手を育てることが夢だった平井コーチは、北島が中学生のころから指導し、04年アテネ、08年北京で五輪2大会連続2種目金メダルへと導いた。
その平井コーチは「すさまじい精神力を持った選手だった」と北島をたたえ、今後の日本代表の合宿に呼ぶという。
今回女子は、14歳の酒井夏海や15歳の今井月、池江璃花子ら、5人の中高生がリオ五輪代表になった。本番に向けてコンディションを最高の状態にもっていく調整法やメンタルコントロールなどを、北島に伝授してもらおうというわけだ。若い選手にとっては心強い「コーチ」ではないか。