12Hパー3で大叩き「7」 スピースにマスターズ連覇の重圧

公開日: 更新日:

【マスターズ 最終日】

 オーガスタには魔女が棲むといわれる。特にタフなインの11番パー4、12番パー3、13番パー5の3ホールはアーメンコーナーと呼ばれ、世界の名手たちがトラブルに見舞われることなく無事通過できるようにひざまずいて祈ることから名付けられた。ここでは過去にも何度も悲劇が起きた。

 1999年大会では初優勝のチャンスをつかんでいた世界最強といわれたG・ノーマンが大会3日目にロストボール、最終日はティーショットがあわや手前クリークのミスからボギーをたたいてV圏内から消えた。11年大会は2位に4打差をつけて首位発進のR・マキロイが1オン4パットのダブルボギーと崩れた。

 そして今年は史上初の完全優勝での連覇か、と注目されたジョーダン・スピースが“12番のワナ”につかまった。

 首位発進の最終日は前半に6番から4連続バーディーを奪うなど通算7アンダーまでスコアを伸ばし、2位とは4打差。このまま楽々逃げ切りかと思われたが、折り返して10番、11番で連続ボギーをたたくと12番パー3はカドラプルボギー(+4)でパトロンの大きなため息に包まれた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭