マエケン2勝目も課題山積…正妻と息合わず球場特性に不安
ドジャース・前田健太(28)が17日(日本時間18日)のジャイアンツ戦に登板。7回を1本塁打含む4安打1失点で2勝目を挙げた
過去2試合、計12イニング連続無失点の前田は三回、2番パニックに甘く入った変化球を右翼スタンドに運ばれ先制を許す。メジャー3戦目、15イニング目(14回3分の2)にして許した被弾で初失点を喫した。
立ち上がりは、2四球を与えるなど持ち前の制球力を乱したが、四回以降は尻上がりに調子を上げた。四回と七回には走者を出しても併殺で切り抜けてつけ入る隙を与えなかった。
ここまでは上々の投球を披露している前田だが、不安も尽きない。
この日、バッテリーを組んだのは、控え捕手のエリス(35)に代わって開幕から故障で出遅れていた正捕手グランダル(27)。序盤は息が合わず、前田が首を振るシーンも見られるなど、コンビネーションに不安を残した。
「グランダルが正捕手を務めているのは打撃を評価されているから。リード面はエリスが一枚も二枚も上手です。なので問題は前田がグランダルとコンビを組んだときでしょう。グランダルがエリス同様、頭脳的なリードができるかというと疑問が残ります」(友成氏)