マメで降板にチーム冷や汗…G菅野の体が悲鳴をあげている
「2月のキャンプの初ブルペンで投球を受けたベテランの相川が『去年とは球の質が変わった。別世界に行きそうな感じ』と言った通りで、まず明らかに真っすぐのスピードが増した。昨年までは140キロ台中盤がアベレージだったのが、今年は150キロ超を連発。試合終盤になってもそれが落ちない。昨年11月のプレミア12で自身プロ最速の155キロをマークしたことで、あらためて直球に磨きをかけ、『相手打者を圧倒する』とオフから徹底的に鍛えた。その成果でしょうが、スピードも体格も一気に増したことで体のどこかに変調をきたさないか、という声があるのです。一昨年に右ヒジ、昨年は首を痛めて離脱しているだけに、無事にシーズンを終えてくれたらいいんですが……」(チーム関係者)
菅野がマメで降板したのはプロ4年目で初。あまりに著しい変貌を遂げただけに、「昨年まではなかった負担が指にかかっているからマメができる。それがヒジにこないとは限らない」と関係者をヒヤヒヤさせている。