好投に絶賛も…ドジャースはなぜ前田に100球投げさせない
デビューから4試合に先発、20回以上投げて1失点以下のメジャー記録を達成したドジャースの前田健太(28)。
いまや先発2番手の評価で、米メディアはロバーツ監督や女房役のエリス捕手のコメントを並べて絶賛しているものの、好投の裏側で気になる点がある。
これまで4試合の投球数は84、95、98、94。メジャーの先発の平均的な球数といわれる100球を一度も投げていないのだ。
シーズンは始まったばかり。ましてドジャースは昨年まで地区3連覇中で、ワールドシリーズ優勝を目指す強豪だ。勝負どころはシーズン終盤とはいえ、エースのカーショウ(28)のここ2試合の球数は107球と116球だし、先発4番手左腕のウッド(25)は2戦目に105球を投げている。
入団前の健康診断で肩肘に異常が見つかった前田はやはり、不安を抱えているから球数をセーブしてもらっているのだろうか。
「右肘靱帯の部分損傷だと聞いています」と、さる西海岸の代理人関係者がこう続ける。