“先発1人”縛りとエースの存在…マエケン早くも球宴絶望的
一般に多くの投手は、後半戦への影響を考慮して、球宴に選ばれても登板しないケースが多い。カーショウは1イニング限定ながら毎年必ず球宴のマウンドに立っている。レギュラーシーズン同様、中4日で登板したり、11年と12年には球宴登板から中2日で後半戦に投げた。このような点も評価されている。
カーショウの契約には、球宴出場によるボーナスは盛り込まれていない。メジャー屈指の高給取り(7年総額約226億円)にとって、球宴出場はカネのためではなく、メジャーリーガーとしての栄誉なのだろう。
ちなみに、そのカーショウにもしも異常が発生し、代わりに前田が出場を打診されたとしても、契約前のメディカルチェックで異常が見つかった肩、肘に不安を抱えているため、ドジャースは認めないだろう。