ポルトガル準決勝進出 C・ロナウドの代表引退あるのか?
欧州選手権(ユーロ)も佳境に入り、準々決勝の初戦ポーランド─ポルトガル戦は日本時間1日午前4時にキックオフ。
試合は前半2分、ポーランドのエースFWレバンドフスキーが、左からのクロスを右足ダイレクトで合わせて今大会初ゴール。いきなり出はなをくじかれたポルトガルだったが、33分に18歳MFサンチェスが同点弾を叩き込み、その後はポルトガル優勢で試合は進んでいった。しかし、大黒柱のFWクリスティアーノ・ロナウドが決定機に空振りしたり、味方との息が合わないと仏頂面を浮かべたり、ポルトガルは攻守にギクシャク感がアリアリ。延長前後半30分が終わっても1─1のまま。
PK戦ではポーランドの4番手MFブワシュチコフスキーが外し、ポルトガルの5番手MFクアレスマが決めた瞬間、ポルトガルの準決勝進出が決まった。ところで――。 試合前から話題になっていたのが、ロナウドの出処進退である。
というのも、いつもFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)を争っているバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWメッシが、南米選手権決勝のチリ戦(6月27日)に敗れた直後、代表引退を宣言したことを受け、ロナウドも「代表から引退しないのか?」と注目を集めていたからなのだ。