アイスランド戦不発…C・ロナウドがタトゥー入れない理由
ポルトガルの中心選手は、欧州CLで4度の得点王に輝き、年収が90億円を超えるFWクリスティアーノ・ロナウドだ。
対するアイスランドにビッグネームは皆無。そもそも人口が約33万人で東京都の23区になぞらえると、約33万5000人の北区と同程度。まるでロナウドに“北区選抜チーム”が挑むようなものだが、フランスで開催中の欧州選手権(ユーロ)の試合(日本時間15日午前4時キックオフ)結果には、実力差がまったく反映されなかった。
ボール支配率はポルトガルの66%。シュート数はポルトガルの27本(枠内10本)・アイスランド4本(枠内4本)。数字からも分かるようにワンサイドゲームだった。しかし、終わってみれば想定外の同点決着である。
「クリスティアーノ・ロナウドは、まさかグループリーグ以降のことを考えてパワーを温存したのではないでしょうが、スリッピーなピッチ状態に手間取る場面が少なからず見られ、いつものキレを欠いて高い決定力を見せつけることができなかった」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
そのロナウドはユーロ開幕前、ピッチ外で評価を高めることがあった。