陸上女子1万メートル 世界新で金のアヤナに日本勢が呆然
もともと10年に3000メートル障害の世界ジュニア記録を更新して注目を集め、5000メートルは13年世界選手権で銅メダル、15年世界選手権で金メダルを獲得。今年6月、初チャレンジとなった1万メートルで30分7秒の好タイムを出したが、あくまで本命は5000、3000メートルと思われていた。1万メートルでは、優勝候補に挙げられていなかったのだ。
この日、完走した35人中18人が自己ベストを更新。8人が国内ベストを出したことで英メディアは「青い高速トラック」と報じた。確かに高速トラックの恩恵にもあずかったのだろうが、リオ五輪陸上金メダル第1号の快走劇には、ただただ感嘆するしかない――。
■女子1万メートル
①アルマズ・アヤナ(エチオピア)29分17秒45=世界新
②チェルイヨット(ケニア)29分32秒53
③ディババ(エチオピア)29分42秒56
⑱高島由香31分36秒44
⑳関根花観31分44秒44