敵地での7連敗阻止も…巨人ナインが明かす神宮で弱い理由
3タテは阻止した。巨人が14日のヤクルト戦に勝って連敗を3で止めた。先発のマイコラスが8回6安打2失点で3勝目。昨年から続く連勝を外国人最多タイの14に伸ばした。
この日は快勝したとはいえ、巨人ナインにとってなぜか嫌な球場だ。前日まで敵地・神宮で6連敗を食らっていた。東京ドームでのヤクルト戦は9戦全勝。いわゆる“カモ”にしているのに、球場が変わると立場が逆転する。だから神宮は「鬼門」といわれる。
開幕早々、選手会長の長野は「神宮の相性の悪さ? ここではボクの打率も悪い(昨季.220)。バスで室内(練習場)に移動したり、試合前が忙しいからじゃないですかね。せわしない感じはあります」と漏らしていた。その長野は37打数13安打、打率.351と苦手を克服しているものの、チームとしては2勝7敗。鬼門ぶりは相変わらずなのである。
ナインからは「試合前のルーティンが変わる」「待機するベンチ裏のスペースが狭すぎる」「草野球場と一体化したグラウンドでアップするとノホホンとしてしまう」「人工芝がビジターベンチ(三塁側)方向に向かって傾斜が下っていて調子が狂う」などという声が上がっている。