36歳で五輪5度 板飛び込み寺内は「2020年東京」も狙う?

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 夏季五輪の日本人最多出場記録は馬術の杉谷泰造(40)。リオ五輪で6回目の出場となったが、それに次ぐのが男子飛び込みの寺内健。36歳で5度目の出場だ。

 96年のアトランタ五輪に15歳で出場。シドニー、アテネ、北京と連続出場して引退。ロンドン五輪前に現役復帰したが代表にはなれず、昨年の世界選手権で9位に入ってリオ出場を果たした。

 それでもさすがに五輪となるとレベルが一段と高くなる。寺内は強い横風の吹く屋外プールで得点を伸ばせず、6回の試技で合計380.85。29人中20位で上位18人の準決勝に進めなかった。23歳の坂井丞は373.70で22位だった(予選1位は中国の曹で498.70)。

 競技後、NHKアナは「坂井さんは23歳ですから、東京五輪に向けて頑張ってください」と話した。さすがに坂井より成績上位の寺内に触れないとまずいと思ったのか、「寺内さんにも(今後に)つなげてほしい」とカバーしたが、さて、40歳で迎える東京で、ひっそり日本人最多出場を狙うのか。

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