リオ五輪1次L敗退の手倉森氏に「鹿島監督」就任内定情報

公開日: 更新日:

 リオ五輪で男子サッカー代表は1次リーグで敗退。采配を振った手倉森誠監督(48)も選手も「絶対にメダルを持ち帰る」と大言壮語していた分、さすがに帰国した時は、バツが悪そうだった。もっとも監督としての評判は悪くない。

「選手は谷間の世代と言われてJ1のレギュラー級も少なく、本大会直前にはエースFW久保が所属リーグのチーム事情で招集できなくなった。それでも健闘したことでサッカー界での評価は高値安定です」(サッカー協会関係者)

 今後の去就については「日本代表コーチとしてハリルホジッチ監督の補佐を務める」と言われていたが、ここにきて「鹿島監督就任が内定した」という情報が駆け巡っている。

■フレンドリーな性格と東北人脈

「15年7月、クラブOBの石井正忠(49)が監督に就任。その年のナビスコ杯を制し、今季Jの前期優勝で名将の仲間入りを果たした。ところが選手の取りまとめ役のMF小笠原満男(37)、あとGK曽ケ端準(37)、MF柴崎岳(24)といった主力組との折り合いが悪く、チームの雰囲気は最悪です。20日のホーム湘南戦では、後半25分にベンチに下げられたFW金崎夢生(27)が、ベンチ前で石井監督が握手しようと差し出した手を振り払った後、顔を近づけて声を荒らげる事件が勃発した。クラブ幹部は石井監督では選手をコントロールできないと判断して、手倉森監督に監督就任を打診したと聞いている」(サッカージャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…