ハリル消沈…代表合宿はさながら“手倉森新党”旗揚げ前夜
代表合宿初日の2日はともかく、2日目から手倉森コーチと接点を持つ選手が増えた。主立った選手は鹿島DF植田直通(21)、川崎MF大島僚太(23)、シュツットガルトFW浅野拓磨(21)のリオ五輪3人組。これに浦和MF柏木陽介(28)、鹿島MF永木亮太(28)、G大阪GK東口順昭(30)が加わった。
「4日の練習は午後5時すぎにスタート。3組に分かれてボール回しが始まり、リオ五輪組に柏木と永木、そしてイングランド・サウサンプトンDF吉田麻也(28)、フランス・メッスGK川島永嗣(33)、川崎FW小林悠(29)が同じボール回しの輪に入り、まるで手倉森新党の構成メンバーのようでした。ちなみにボール回しの最中、手倉森コーチはキャプテンを務めるフランクフルトMF長谷部誠(32)と話し込んでいた。その間、ハリルはピッチの脇で日本人通訳と一緒に練習を眺めたり、外国人コーチと話したりしていた。時間の経過とともに手倉森コーチの存在感が増しています」(サッカー関係者)
この日(4日)はイタリアのミランMF本田圭佑(30)、インテルDF長友佑都(30)が帰国して昼下がりに合宿地に到着。3日の練習の後に合宿地に入ったイングランド・レスターFW岡崎慎司(30)、フランス・マルセイユDF酒井宏樹(26)といった代表主軸の欧州組も全体練習に参加し、合宿メンバー25人全員が顔をそろえた。