求心力を失い“死に体” ハリル監督の奇行に選手も冷ややか
10月のW杯アジア最終予選2連戦(6日・イラク戦=埼玉スタジアム2002、11日・オーストラリア戦=メルボルン)を戦う日本代表選手23人が、29日に発表されることになっているが、チームを率いるハリルホジッチ監督が「選手から完全にバカにされてしまって“死に体”状態にある」とサッカー関係者が続ける。
「代表監督に就任すると代表候補選手の体脂肪率のデータを出させて『リミットを超えたら罰を受けないといけない』と真顔で言って選手やスタッフを呆れさせた。体脂肪率は個人差もあるし、計測する日時、フィジカルコンディションによっても違う。そもそも測定方法が何種類もある。なのに提出された数字だけを見てオーバーしているじゃないか! とヒステリックに反応する。実はハリル、いまだに選手を呼びつけては体脂肪率を落とさないと代表から外すぞ! と繰り返して周囲をゲンナリさせている」
ハリルの「ナントカのひとつ覚え」は、実はもうひとつある。就任当時から口にしている「デュエル」という言葉だ。
英語では「1対1の決闘」といった意味合いだが、ハリルホジッチ監督は「相手ボールを奪う」「奪われそうになっても倒れない」「簡単にボールを失わない」ことを要求して「アグレッシブに戦うんだ!」と選手の尻を叩いているが――。