五郎丸にもフラれ…2年目サンウルブズが契約難航のワケ
ラグビーの南半球最高峰リーグ参戦2年目を迎える日本のサンウルブズ。5日には来季から指揮を執るフィロ・ティアティア新ヘッドコーチ(45)の就任会見が行われ「19年W杯(日本)に向けて日本代表と連携して強化していきたい」と抱負を語った。
参入1年目の昨季はW杯(イングランド)の開催年と重なりチーム編成が大幅に遅れた反省から、チームフロントは早々と選手選考に着手。日本代表、候補クラスの選手を中心にサンウルブズへの参加を打診したという。
しかし、現段階では契約は難航しているそうで、オファーを出した33人のうち「口頭で合意に至っているのは14人」(サンウルブズ・渡瀬裕司業務執行理事代理)のみだという。
会見に同席した日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチによれば、昨年のW杯で主力だったリーチ主将、SH田中、FB五郎丸らにも参加を呼び掛けているが「全てはうまくいかない」そうだ。
豪州やニュージーランドのチームでプレーを希望するなど事情は選手によって異なるが、環境面の不安から敬遠するケースもある。