インディアンスを19年ぶりVに導いたフランコーナ監督とは

公開日: 更新日:

 インディアンスを19年ぶり6度目のワールドシリーズに導いたのがテリー・フランコーナ監督(57)だ。

 エースでサイ・ヤング賞右腕クルーバー(今季18勝9敗)、主砲サンタナ(同34本塁打、87打点)を中心に投打のバランスの良さでア・リーグ中地区を制した。

 11年まで8年間指揮を執ったレッドソックスでは2度の世界一に。04年、86年ぶりに「ルースの呪い」を解いた監督としても知られる。日本では松坂大輔(現ソフトバンク)、岡島秀樹のボスとして有名だ。

 フランコーナ監督のもとで5年間プレーした岡島によれば、いい意味で放任主義の指揮官だという。

 当時のレッドソックスは右腕シリング、長距離砲のラミレス、オルティスらスター選手が顔を揃えていたこともあり、シーズン中に全体ミーティングはほとんどなかったという。ミーティングより選手個々との直接対話を重視。監督室のドアは常にオープンにし、時にはクラブハウスに足を運んで選手とコミュニケーションを図り、選手の表情や何げない会話からコンディションの把握に努めていたそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭