Rソックス終戦 上原ら日本人が世話になった“親分”も引退
レッドソックス・上原浩治(41)の今シーズンが終了した。
この日のア・リーグ地区シリーズ第3戦。上原は2点を追う八回に登板して、1イニングを3者凡退に。Rソックスはその裏の攻撃で1点を返すも、反撃はここまで。インディアンスに3連敗して、リーグ優勝決定戦進出を逃した。
上原には来季もあるだろうが、今季限りでの引退を表明しているのが同僚のデービッド・オルティス(40)だ。
06年には本塁打、打点の2冠を獲得。現役最後の今季は10年ぶり3度目の打点王(127)に輝いた。ボストンのファンからは「ビッグパピー」の愛称で親しまれ、上原を筆頭に数々の日本人選手が世話になった。
日本人選手がメジャーに移籍して最初にぶつかるのは人種の壁だ。たいていのチームのロッカールームは白人とそれ以外の人種に分かれて輪ができる。日本人選手はもちろん後者で、冷遇されることも。そんな日本人選手をチームに溶け込ませたのが他でもないドミニカ共和国出身のオルティスだったそうだ。