ドジャース前田 投手を打席に迎えたところで“屈辱”の降板
ドジャース・前田健太(28)が不可解な降板を告げられた。20日(日本時間21日)、カブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦に先発。この日は初回に先制を許しながらも、二回以降は持ち直す。四回は二塁打と死球で無死一、二塁のピンチを背負いながらも7、8番を打ち取ったが、9番のレスター投手を迎えたところで、ドジャースベンチが動いた。ロバーツ監督は早々と見切りを付け、前田に交代を命じたのだ。
今季のレスターは59打数6安打の打率1割2厘。生涯打率は6分4厘と打撃が際立っている投手ではない。短期決戦だけに指揮官としては傷口が広がらないうちに早めに対処したのだろうが、それだけ前田を信用していないということ。
ルーキー右腕には後味の悪い降板となった。