ファンも息のんだ…浅田真央はエキシビションなら世界一
今季グランプリシリーズ初戦のスケートアメリカでは精彩を欠いて6位に終わった浅田真央だが、大絶賛されているのがエキシビション(EX)の演技だ。23日、米イリノイ州シカゴでEXに登場。バッハの「チェロ・スイート」(無伴奏チェロ組曲)にのって、1本足のスリーターンから始まる滑りは、これまでのEXとは異なり独創的かつ優雅。
チェロの音を拾いながらスケートの技術を見せていく滑りを、今季生で見たファンは「これほど息をのむEXのプログラムは過去にない」と口を揃える。
若手が急成長して難易度の高いジャンプを次々に習得しているが、「ステップとターンでここまでファンを魅了できるのは世界でも真央だけ」ともっぱら。ショートとフリーの「恋は魔術師」以上に海外の評価が高いEXは真央ファン必見だ。ちなみに次戦は11月11~13日のフランス杯だ。