熱血右腕オリ1位・山岡泰輔は父との自宅練習で才能開花

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「私は公立へ行くと思っていたのですが、『瀬戸内で小川(成海監督=当時)先生とやりたい』というのです。本人が行きたいというなら反対はできません。当時の広島は広陵が強かった。泰輔は甲子園へ行きたいというより強い高校を倒したいという気持ちでした。自分でいろいろ調べてきて小川監督のいる瀬戸内高を選んだようです」(秀治さん)

 オリックスの最後の優勝は96年。パの最下位球団から1位指名されたのも何かの縁だろう。

▽やまおか・たいすけ 1995年9月22日、広島県出身。小2でソフトボールを始め、瀬野川中時代は軟式野球部で投手。瀬戸内高では1年秋からエース。3年夏の広島大会決勝で広島新庄の田口(現巨人)との延長・再試合に投げ勝ち甲子園出場。14年東京ガス入社。1年目から抑えや先発で起用され都市対抗で8強入り。2年目は先発に回り4強進出の原動力に。U─18、U─21、社会人でそれぞれ日本代表入り。最速152キロの直球に、縦のスライダー、チェンジアップ、カット、シンカー、カーブと変化球も多彩。右投げ左打ち、172センチ・66キロ。

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