阿部、村田に影響…巨人のマギー獲りはデメリットだらけ

公開日: 更新日:

 それでも開幕スタメンの可能性は高い。単年契約で年俸170万ドル(約1億9210万円)。米国では100万ドル(約1億1300万円)の出来高がついていると報じられており、総額で3億円超の契約となれば、高橋由伸監督(41)も使わざるを得ないだろう。

■阿部と村田が火種になる

 巨人OBの評論家、高橋善正氏がこう言った。

「マギーのポジションは一塁か三塁。となれば、来季は一塁専任が決まった阿部(慎之助=37)、三塁の村田(修一=35)のどちらかがベンチを温める可能性が出てきたということです。2人が昨年までの成績だったらともかく、今季の村田は打率.302、25本塁打でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。阿部も規定打席には届かなかったものの、打率.310で後半は4番の座を守った。復活の兆しを見せていただけに、もし控えに回るとなれば複雑でしょう。『競争』といっても、チームが活性化するのは若手の場合のみ。ベテラン選手同士でこれをやると、不協和音が出ることがある。いかに選手を納得させて使うか。高橋監督は大変ですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動