西武・菊池雄星 18年オフに“条件付き”でメジャー移籍情報
西武の菊池雄星(25)がポスティングで海を渡る――早ければ18年オフ、条件付きで球団と話がついたというのである。
某球団OBが言う。
「来季から2年連続2ケタ勝利。これがポスティングを認める条件だと聞きました。すでに球団とは話がついているようで、雄星も『これで念願だったメジャーに行ける』と親しい関係者に漏らしています」
菊池はMAX157キロを投げる、速球派左腕。花巻東高時代から米球団に熱視線を向けられ、当時は本人も日本のプロ野球を経ずに、直接メジャーに挑戦しようとしていた。
結局、09年ドラフト1位で西武入り。1年目に左肩を痛め、その後も右脇腹や左ヒジ、背中などに故障が頻発し、期待されたほど成績は残せなかったものの、今季は12勝7敗、防御率2・58と活躍。プロ7年目にしてようやく自身初の2ケタ勝利を収めた。菊池のポテンシャルからすれば、遅すぎたくらいだ。
西武OBでJスポーツのMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏は「ようやく思ったところに投げられるようになってきた」と、こう続ける。