大谷翔平インタビュー<上> 初めて明かすメジャーへの思い
「ないでしょうね。あるでしょうねという人はいないと思いますけど。まだ、1球も向こうで投げてないし、打ってるわけでもないし、向こうで一回も成績を出しているわけでもないので。活躍できるかどうかを、だれが分かるのか? という話でしょうし。それは日本のレベルがどうとか、向こうのレベルがどうとかというわけでもない。こっちに来る外国人でも成功する人がいれば失敗する人もいて、それが向こうの成績と比例するものでもありませんから」
――ある程度、自信がある人が海を渡ると思いますけど、大谷選手はどうでしょう? そういった自信が芽生えたときに挑戦したいと思いますか?
「もちろん、やれると思ってみんな行くんじゃないかとは思います。ただ、僕がプロに入ってきたときもそうですけどね、一種の憧れみたいなものもあると思う。やるからには高いレベルでやってみたいなとか、やるからには自分が一番目指してきたところでやってみたいなと。そう思うから行くんじゃないですかね」
(つづく)