大谷翔平インタビュー<下>“二刀流”冷静分析で見えた課題

公開日: 更新日:

 昨季は投手として21試合に登板して10勝4敗、防御率1・86。打者としては104試合で.322、22本塁打、67打点。大谷翔平(22=日本ハム)本人はしかし、この成績に満足していないという。今季はどこをどうしたいと考えているのか。それがクリアされたとき、メジャーに挑戦するのか。インタビューの2回目は今季の課題と、メジャー挑戦のタイミングについて――。

■「半分、妥協している」

――昨年の成績に満足してないそうですが、投手としてどこがどう満足できないのか。

「結果もそうですし、自分が取り組んできて、技術面も含めてもう少しできたかなと」

――限られた登板の中でマークした10勝という数字にも満足してない?

「してないですね」

――もっと勝てると。

「はい」

――どこをどうしたら内容や結果が良くなると思いますか?

「う~ん……それは言葉では言い表せないところの方が多い。自分の感覚の中で、もうちょっとこういうふうにできたんじゃないかと。こういうふうにやりたいなというのを妥協せずにしっかりとやれれば、そういう形で臨めれば、もっともっといい形にはなるんじゃないかと思っています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇