侍Jで抑え候補に ヤクルト秋吉「全試合投げる気持ちで」

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 侍ジャパンの投のキーマンとなりそうだ。ヤクルトのリリーバー・秋吉亮(27)のことである。

 昨年、先行発表された侍メンバー19人に名を連ねたサイド右腕は、昨年のメキシコ、オランダとの強化試合で2試合に登板し、3イニングを無失点に抑える好内容。強化試合4試合で計29失点と、多くの投手が不慣れなWBC公式球の扱いに苦戦する中で、秋吉はしっかり対応した。メンバー内に絶対的な存在がいない抑え候補にも浮上している。

 17日、神宮外苑で自主トレを行った秋吉に、WBCに向けての話を聞いた。

――このオフ、WBCに向けてどんな調整を進めてきましたか?

「普段は、1月の今くらいの時期からボールを触るようにしていたんですけど、WBCの公式球に慣れる意味でも、このオフはキャッチボールは常にやってきました」

――WBC公式球は、日本のボールよりも縫い目が低く滑りやすいといわれていますが、感覚はどうですか?

「ボールに関しては普通に投げられる感じで、苦ではないですね。もともとストレートもスライダーも滑らせるように投げていますし、今のところは投げたいと思ったところには投げられています。昨秋(の強化試合)は準備期間が短く、ストレートは抜ける球が多かったですけど、だいぶ指につくようになってきました」

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