「白鵬らにすれば、ここで連覇を許そうものなら、いよいよ落ち目に拍車がかかる。どんな手を使ってでも、稀勢の里の優勝を阻止しようとするだろう。確かに正面からまともに当たれば、今の稀勢の里は強いが、モンゴル人力士の相撲にタブーはない。変化、張り差し、ヒジ打ちと何でもアリです。稀勢の里も大関時代に立ち合い変化で勝ったことはあるが、そこは愚直なまでに一本気の性格。横綱ともなれば、いよいよ正攻法の相撲しか取らなくなるはず。それこそ、勝敗だけに徹するモンゴル3横綱の餌食にされかねない」
新横綱は何をしてくるか分からない「モンゴル相撲」に要注意だ。