評論家が指摘 “投手・大谷”抜きでも侍Jは戦力低下ならず

公開日: 更新日:

「100%で動けない選手を預かるリスクを考えた。とても無理をさせられる状況ではない」

 WBC日本代表の小久保監督が3日、日本ハム大谷翔平(22)を代表メンバーから外すと明言した。

 大谷は1月31日(日本時間2月1日)、キャンプ地アリゾナで会見を行い、「投手として辞退」を発表。しかし、右足首は手術の可能性もあり、小久保監督は打者としての出場も不可能と判断したようだ。

 ケガだから仕方ないとはいえ、大谷は巨人・菅野と並ぶ「2本柱」として、指揮官が期待していた投手。本来ならば、初戦となる3月7日のキューバ戦で先発するはずだった。

 しかし、評論家の高橋善正氏は「仮に大谷がWBCに出場したとして……」と、こう続ける。

「ネームバリューほどの活躍ができたかは疑問ですね。ネックになるのが球数制限です(1次リーグ65球、2次リーグ80球)。大谷はただでさえ制球に難があり、しかも立ち上がりが悪い投手。となれば、先発で長いイニングなんて無理でしょう。大谷が抜けたからといって日本代表の戦力が落ちるとは思えません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭