著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ヘント久保裕也<下>「まだまだ先に期待が持てる」

公開日: 更新日:

 目下、売り出し中の日本代表FW久保裕也は、高校生Jリーガーだった2012年、京都の一員として元日の天皇杯決勝(FC東京戦)で得点を決めている。各年代別の代表でも活躍。10代の頃から将来を嘱望された点取り屋だった。今どきの若者とは違い、ストイックさと強烈な向上心が持ち味。13年夏、19歳で海を渡り、スイス1部ヤングボーイズに移籍した。自宅マンションにはカーテンもなく、無機質な部屋の壁にドイツ語を貼って必死に勉強に励んだという。すべてはサッカーのためだ。ベルギーに足を運んだサッカージャーナリスト元川悦子氏による現地直撃第2弾である。

「スイスに行った時は日本語しか話せず、ゼロからのスタートだったので必死でしたね。ベルギーに来てからはドイツ語を話す人もいるし、割とコミュニケーションは取れています。ベルギーはスイスよりも全然寒くないし、適応力については問題ないです」と本人も余裕をのぞかせる。

 スイスでの3年半はザッケローニ、アギーレ両日本代表監督にA代表招集を見送られ、リオ五輪も直前になってクラブが難色を示し、出場断念を余儀なくされた。日の丸は縁遠いものだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主