開幕前の真剣勝負で大きな代償 WBC各国代表に故障者続出
先のWBCに出場した選手の離脱が相次いでいる。
ここにきてプエルトリコ代表の右腕ホセ・ベリオス(22=ツインズ)が右肘の不調で15日間の故障者リスト(DL)入り。復帰後しばらくは3Aで調整を続ける。ベリオスはWBCでは2試合(先発1試合)、計6回3分の2に登板し、1勝0敗、防御率8.10。ツインズではメジャー1年目の昨季、14試合で3勝(7敗)をマークした将来のエース候補のWBCでの疲労を考慮して開幕ロースターから外したという。
大会中には、オランダ代表のディディ・グリゴリアス内野手(27=ヤンキース)が右肩を痛めてチームを離脱。全治6週間の重傷を負った。
ほかにも、ベネズエラ代表のサルバドーレ・ペレス捕手(26)が、1次ラウンド・イタリア戦で、ロイヤルズの同僚ビュテラ捕手と本塁クロスプレーで交錯して左足を負傷している。
開幕前の真剣勝負は想像以上に選手の体に負担がかかるだけに、今後も離脱者が出てきそうだ。