マリナーズ岩隈 ベテラン特権生かした“スロー調整”の狙い
毎年のようにシーズン終盤に失速する反省から、昨オフは個人トレーナーとともに肉体改造に着手。疲労から投球フォームが乱れるのを防ぐため、走り込みやマシンを使った筋トレで、下半身の強化を徹底したそうだ。
マリナーズは昨オフ、通算108勝右腕ガヤルド(前オリオールズ)、昨季203安打を放ったセグーラ内野手(同ダイヤモンドバックス)らFA、トレードなどで一気に11人を補強した。大方の下馬評では同様に大型補強したアストロズと並んでア・リーグ西地区の優勝候補に挙がっている。
マリナーズの16年ぶりのポストシーズン進出は、ベテラン右腕の終盤の粘りにもかかっている。