今オフに海渡るか “変則投手”牧田&宮西にメジャー熱視線
「投手であれば菅野、千賀がトップクラス。ただ、彼らが海外FA権を取得するのはまだ先(菅野が22年オフ、千賀は23年オフ)。今オフの獲得を考えた場合、メジャー球団が興味を持っているのは2人の変則投手だ」
WBC期間中、米国のメディア関係者がこう言った。その2人とは、アンダースロー右腕の牧田和久(32=西武)、サイドスロー左腕の宮西尚生(31=日本ハム)のことだ。
以前から将来的なメジャー挑戦の意向を持つ牧田は日本帰国後、改めてメジャーへの憧れを口にした。抑えとして計5試合に登板、1勝2セーブ、防御率3・00の成績を挙げ、2次ラウンドのオランダ戦で2回無失点に抑えて手応えを掴んだようで、「メジャーでバリバリやっている選手を抑えられて自信になった。向こうでやってみたい気持ちがさらに芽生えた」と話した。
昨オフは複数年契約を断り、1年契約を結んだ。年俸は1億円プラス出来高と割安。今季中に国内FA権を取得予定で、このタイミングで西武がポスティングを認める可能性もあるという。