久保が右FWで輝き香川トップ下復活で「本田不要論」再燃

公開日: 更新日:

 日の丸を付けてもクラブでもパッとしなかった男が、見違えるように好調キープである。ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)のことだ。

 3月のW杯アジア最終予選UAE戦(23日)でキレのある動きを見せ、続くタイ戦(28日)ではワザありの先制点を決めた。

 そして予選後にドイツに戻り、シャルケとの大一番、ルール・ダービー(現地1日)では、FWオーバメヤンのゴールをアシストするなど堂々のプレーぶり。地元メディアから「伝統のダービーで輝きを放った」とベタボメされたのである。

■ハリル日本にプラス

 ついこの前まではクラブでベンチ暮らしを余儀なくされ、日本代表でも音なしが続いて不要論も出始めていた。実際、タイ戦の先制点は10カ月ぶりの代表ゴールだった。一体、香川の好調の原因は何なのか?

「W杯予選前のドイツ国内リーグでも先発する機会が増え、コンディションの良さが見て取れましたが、動きにキレが戻ったことで精神的な余裕も感じるようになった」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…