甲子園嫌いなのに…阪神“天敵マイコ”に4連敗の体たらく

公開日: 更新日:

 またか、である。

 甲子園に巨人を迎えて行われた、7日の今季初の伝統の一戦。激しく降る雨の中、球場を埋めた阪神ファンが見せられたのは、巨人先発のマイコラスを攻め切れない、昨年と同様の光景だった。

 六回までに10安打を放ちながら、3併殺などで奪った得点は3点。4点を先制した巨人に逃げ切りを許した。これで、マイコラスには4連敗。入団3年目の助っ人に、まだ一度も黒星をつけていないのだ。ちなみに阪神は15年も巨人のポレダに8勝中5勝を献上、昨年は田口に10勝のうち5勝を差し出している。

「実は甲子園は好きじゃない。マウンドの土が軟らかく、合わない」

 マイコラスがそう言っているにもかかわらず、彼の昨年の甲子園での防御率は1.29で、一昨年は1.71。同じ投手に同じようにやられているのだから、ファンも「少しは学習せえよ!」という心境だろう。

 阪神は昨年、甲子園で巨人に屈辱の9連敗を食らった。この日は鳥谷がエラーを記録し、7日現在の失策数は12球団ワーストの10。先が思いやられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動