甲子園嫌いなのに…阪神“天敵マイコ”に4連敗の体たらく

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 またか、である。

 甲子園に巨人を迎えて行われた、7日の今季初の伝統の一戦。激しく降る雨の中、球場を埋めた阪神ファンが見せられたのは、巨人先発のマイコラスを攻め切れない、昨年と同様の光景だった。

 六回までに10安打を放ちながら、3併殺などで奪った得点は3点。4点を先制した巨人に逃げ切りを許した。これで、マイコラスには4連敗。入団3年目の助っ人に、まだ一度も黒星をつけていないのだ。ちなみに阪神は15年も巨人のポレダに8勝中5勝を献上、昨年は田口に10勝のうち5勝を差し出している。

「実は甲子園は好きじゃない。マウンドの土が軟らかく、合わない」

 マイコラスがそう言っているにもかかわらず、彼の昨年の甲子園での防御率は1.29で、一昨年は1.71。同じ投手に同じようにやられているのだから、ファンも「少しは学習せえよ!」という心境だろう。

 阪神は昨年、甲子園で巨人に屈辱の9連敗を食らった。この日は鳥谷がエラーを記録し、7日現在の失策数は12球団ワーストの10。先が思いやられる。

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