大金星だ。中国(無錫)で行われている卓球のアジア選手権女子シングルス準々決勝で、平野美宇(17=世界ランク11位)が、リオ五輪団体・個人で金メダルの丁寧(26=同1位)を0-2から大逆転で破った。
平野は昨年10月、中国のスーパーリーグに参戦した時は丁寧に0-3で完敗。これまで1ゲームも取ったことがない世界最強に勝って両手を上げ、ジャンプして喜んだ。
東京五輪の女子卓球は、エースの石川佳純(24=同4位)以外では、美誠・美宇の代表入り濃厚と言われているが、成長著しい平野は1月の全日本選手権の決勝で石川の4連覇を阻んだ。性格は“天然系”でも3年後は立場が逆転しているかもしれない。