一振りで試合を決める G阿部はチーム内“求心力”も再上昇
この日は、巨人先発の大竹が六回まで3安打無失点と吉見に負けず劣らずの好投を披露。にもかかわらず、七回2死から安打を打たれたところで交代を告げられた。すると、適時打後に代走を出されていた阿部は、ベンチへ戻ってきた大竹にすかさず寄り添い、背中をポンポンと叩きながらフォロー。耳元でしばらく囁いた阿部のアドバイスに、大竹は何度も大きくうなずいていた。
「ああいうところがほかの選手には真似のできないところ」(前出のチーム関係者)
通算2000安打まであと64本。その時は、開幕前の予想よりはるかに早くやってきそうだ。