打率1割台 ロッテ極貧打線の責任者・堀打撃コーチを直撃

公開日: 更新日:

 開幕から30試合を消化したというのに、チーム打率・185と貧打に苦しんでいるロッテ。7日のソフトバンク戦も、散発6安打の2得点で投手陣を見殺しにした。チーム周辺で「開幕からまったく上向く気配がない。一、二軍コーチの配置転換もあり得る」という声が出る中、堀打撃コーチ(48)を直撃した。

――なぜ、こうも打てないのですか。

「シーズン通して、ずっと打ち続けるチームはありません。打てない時期というのは必ずどこかでやってくる。それが今だということです。打撃には波がある。今は主力の大半のリズムが落ちているということです」

――しかし、5月に入ってもチーム打率1割台というのは、いくらなんでも異常です。

「結果が出ていない焦りでしょうね。みんな、『何とかしよう』という気持ちはある。それが焦りにつながり、余計な力が入って空回り……という悪循環になってしまっている」

――貧打解消に手は打っているのですか?

「打てないからといって何か極端なことをしても意味はない。若手にはレベルアップのため、個人個人にはアドバイスはしています。何かのきっかけで打線(の状態)が上がってくれればいいんだけど……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇