祝賀ムードぶち壊し…ヤンキース田中が2回持たず8失点KO

公開日: 更新日:

 ヤンキース・田中将大(28)が14日(日本時間15日)のアストロズ戦に登板。1回3分の2を4本塁打含む8安打8失点(自責点8)でKOされ、2敗目を喫した。1回3分の2での降板は14年9月のレッドソックス戦と並ぶ自己最短で、失点、自責点とも自己ワーストである。

 田中は出はなをくじかれ、初回にスプリンガー、レディックの1、2番に2者連続被弾。2死一、三塁から7番グリエルに死球で満塁となり、続くブレグマンに甘く入った変化球を左翼スタンドに叩き込まれた。比較的、一発を浴びることが多い田中でも、満塁本塁打を許したのはメジャー初の屈辱である。

 二回にも先頭のスプリンガーに2打席連続の被弾。2死後、4番コレアを四球で歩かせ、続くベルトランの二塁打で8点目を失ったところでマウンドを降りた。

 この日の試合前には長らくヤンキースの主将を務めたデレク・ジーター氏の背番号「2」の永久欠番を祝うセレモニーが盛大に行われた。式典には松井秀喜氏や元守護神のマリアーノ・リベラ氏らジーター氏と共にプレーしたかつてのスター選手も駆け付けヤンキースタジアムは祝賀ムードに包まれた。エース右腕は盛り上がりを見せた元主将の晴れ舞台に水を差した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動