マエケン2年目の評価は…ドジャースのロバーツ監督を直撃

公開日: 更新日:

――将来的に日本で監督をしたいと思いますか?

「何事も決してないとは誰にも言えない。誰にも先のことはわからない。でも、そうなったら母はとても喜ぶだろうね」

――初の日本生まれの監督として話題になった。

「私自身にとっても大きな意味がある。アフリカ系米国人、日系米国人、ドジャース、それぞれに対し責任を感じる。彼らに喜んでもらえ、私のことを誇りに思ってもらえる、大きなチャンスを与えられ続けていると思っている」

――昨年は最優秀監督に選ばれた。指揮官として心掛けていることは?

「毎日が勉強で、とにかく選手たちの信頼を得ること、培った信頼関係を維持していくことを第一に努めてきた。選手たちとはよい関係を築き素晴らしいチームができた。今年はワールドシリーズ制覇というさらに大きなゴールに向かっている。長い道のりだけど、監督業は世界最高の仕事だと私は思っている。監督という仕事もドジャースというチームも大好きだ」

(聞き手=米国在住ライター・高木瑞穂)

▽1972年5月31日、沖縄県那覇市出身。アフリカ系米国人の父と日本人の母の間に生まれる。現役時代は俊足の外野手としてインディアンスを皮切りにドジャース、レッドソックスなど計5球団でプレー。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード