2000安打までM1 中日荒木が語っていた「理想の引き際」

公開日: 更新日:

 昨季は93試合で打率.246と苦しんだ。記録達成のため、肉体だけでなく意識改革にも着手。それは「考えないこと」だという。

「いつもは体の動きを理論的に考えながら体を動かしてきたけど、そうじゃなく、バッティングも守備も走塁も本来の反応に任せてするようにしている。思い切ってヘッドスライディングなんかしちゃったりしているけど、そういう反応でやるというのも大事。考えないでやるというのは、これまで考えながら結果を残してきた以上、すぐには難しいけど、自分の中ではかなり大きな変化だったね。頭でっかちにならないようにしている」

 ついにその努力が報われるときが来るが、大きくて難しい目標だからこそ、危惧されるのが達成後の「燃え尽き症候群」。先日、現役引退を発表した女子ゴルフ宮里藍が、「モチベーションの維持が難しくなった」と引退理由を述べたばかりだ。

「そこに立ってみないと分からない。オレの場合は、まだバッティングをもっと追究していきたいという思いがあるから、おそらく燃え尽きるというようなことにはならないと思うけど、小久保さんから『達成した後のモチベーションが……』という話は聞いたからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭