2000安打までM1 中日荒木が語っていた「理想の引き際」

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「M1」となった。

 中日荒木雅博(39)が、2日の楽天戦で両親が見守る中、七回に貴重な追加点となる中前適時打を放った。これでプロ通算2000安打にあと1本と迫った。偉業達成は3日以降に持ち越しとなったが、達成すれば48人目の記録となる。

 これだけ安打を積み重ねていながら、規定打席に到達して3割をマークしたのは06年の1度だけ。チームの方針で犠打や進塁打を優先していることの裏付けでもある。

 それでもコツコツ積み上げ22年目。39歳のベテランは今年2月のキャンプで記録について聞くと、「めちゃくちゃ意識してるよ。(日米2000安打の達成が近い)青木よりは先に行きたいよね、年下だから」と笑った。

 しかし、年々感じるのは抗しきれない体の衰え。「毎年、年を重ねるごとに体の疲れが取れなくなってきてしんどい」と嘆く。その対策のひとつとして、今年のオフとキャンプでは連日10キロ走って体力づくりに励んだ。体重も絞り、80キロから77キロに減らしたという。

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