イラク戦ドローで露呈 ハリル日本vs豪州戦に“3つの不安”

公開日: 更新日:

 そもそもハリルホジッチ監督の選手選考、選手起用のデタラメさは就任以来、悪化の一途だ。

 たとえばCBの人選である。ハリル日本の主軸CB吉田麻也の23試合出場に次ぐのは、19試合のFC東京DF森重真人だが、指揮官は森重をメンバーから外し、吉田のパートナーに3試合出場の鹿島CB昌子源を抜擢した。2人のどちらかがケガをした場合、8試合出場といってもここ2年はSB起用の浦和DF槙野智章、代表初招集のG大阪DF三浦弦太が、重圧のかかるW杯最終予選でプレーするところだった。

「イラク戦のボランチとして出場したのが、代表1試合のG大阪MF井手口陽介と1年ぶりに代表招集の浦和MF遠藤航。あまりにも経験値が低く、シリア戦では試合のコントローラーとしての役目が果たせず、日本がリズムをつかめずに引き分けに終わった原因となった。ハリルホジッチ監督は、チャレンジングな選手選考や起用法が目に付くが、このことも今後の大きな不安要素と言うしかないでしょう」(中山氏)

 日本代表は次のオーストラリア戦に不安を抱えたまま臨むことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  1. 6

    佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか

  2. 7

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  3. 8

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  4. 9

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  5. 10

    やす子に始まり、やす子に終わった…一体、誰のための「24時間テレビ」なのか