地元球宴も不人気マーリンズ イチローで“客寄せ”に現実味
イチロー(43)が所属するマーリンズ勢の不人気が際立っている。
日本時間20日に行われた米球宴(7月11日・マイアミ)の第4回中間発表で、地元マーリンズの選手が一人も名を連ねなかったのである。
今季打撃好調(打率.327=リーグ5位)のオズーナ、メジャーを代表する長距離砲スタントン(18本塁打、46打点=数字は19日現在)ですら、外野手部門でそれぞれ5位、7位と得票が伸び悩んでいる。
オズーナ、スタントンとも、監督推薦などのファン投票以外で選出が確実視されるとはいえ、球団創設初の球宴開催だけに、2人の出場だけでは寂しい限り。球宴は原則としてファン投票選出の選手がスタメン出場するだけに、マイアミのファンはどっちらけだ。
そこで、イチローである。地元開催に花を添えるため、球宴の常連だったベテラン外野手に一役買ってもらおう、という声が出ているのだ。
第4の外野手に甘んじているイチローは当然、今年のファン投票で上位15人にも入っていない。それでも、本拠地マーリンズパークでの盛り上げ役には十分なる。