深刻貧打で今季最悪6連敗 阪神は糸井ダメならまるでダメ
「今の阪神ではこれが精いっぱいでしょう」
ネット裏のスコアラーが一刀両断するのも仕方ない。
28日の中日戦で0―1の完封負けを喫し、今季最悪の6連敗。連敗中の完封負けは3度目で総得点はわずか6。33イニング連続適時打なしと貧打は深刻だ。
5月には首位に立つ勢いを見せたが、前出のスコアラーは言う。
「桑原、マテオ、ドリスのリリーフ3本柱を確立しましたけど、チームが好調だったのはFAで獲得した糸井の活躍があったからこそ。その糸井がシーズンが進むにつれて成績が急降下。6月は52打数11安打で打率.212、0本塁打、4打点。長打に限れば二塁打1本だけです。原口、高山ら若手連中がもっと伸びていれば多少は違うんでしょうけど、貧打に悩み続けてBクラスに転落した昨季とメンバーは大差ないのですから」
踏ん張りどころである。