深刻貧打で今季最悪6連敗 阪神は糸井ダメならまるでダメ

公開日: 更新日:

「今の阪神ではこれが精いっぱいでしょう」

 ネット裏のスコアラーが一刀両断するのも仕方ない。

 28日の中日戦で0―1の完封負けを喫し、今季最悪の6連敗。連敗中の完封負けは3度目で総得点はわずか6。33イニング連続適時打なしと貧打は深刻だ。

 5月には首位に立つ勢いを見せたが、前出のスコアラーは言う。

「桑原、マテオ、ドリスのリリーフ3本柱を確立しましたけど、チームが好調だったのはFAで獲得した糸井の活躍があったからこそ。その糸井がシーズンが進むにつれて成績が急降下。6月は52打数11安打で打率.212、0本塁打、4打点。長打に限れば二塁打1本だけです。原口、高山ら若手連中がもっと伸びていれば多少は違うんでしょうけど、貧打に悩み続けてBクラスに転落した昨季とメンバーは大差ないのですから」

 踏ん張りどころである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…