楽天・福山なぜ打たれず? 33試合「防御率0.00」の秘密

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 5日のロッテ戦に2番手で登板した楽天の福山博之(28)。この日も3者凡退でここまで33試合に登板し、防御率0.00、自責0(失点は1)。今も「ゼロ」行進を続けている。

 チームは首位陥落の危機にさらされる中、球宴明けからは6連戦が待ち受けている。中継ぎ陣の踏ん張りが今後の明暗を分けるともいわれる中、「ミスター0」の存在は大きい。

 本人は「数字は全然気にしていないし、興味がない」と意に介さないが、昨季はリーグ最多の69試合に登板。14、15年はいずれも65試合に登板する鉄腕ぶりだ。

 そのタフさを支える源は強靱な肉体。「脱ぐとムキムキ」と話す星洋介チーフトレーナーはこう語る。

「もともと年間を通して投げきるために必要な準備を怠らず、若手よりも早く(球場に)来てトレーニングに励む意識の高さがあります。集中力の高さが制球力の高さにも通じているのかなと。非科学的な意見ではありますけどね」

 さらに進化すべく、今季からトレーニングメニューをアレンジした。

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