白星は昨季以上のペース 首位広島“プロ初100勝”に現実味
10日現在、51勝28敗2分けの貯金23。優勝した昨季は同日時点で51勝32敗2分けだから、今季は昨季を上回るペースで勝っている。昨季は7月以降、44勝22敗で最終的に89勝52敗2分けだった。
「今年はそれ以上の成績を残すでしょう。阪神、DeNA、中日はここまで広島にゲーム差を広げられるといずれ2位狙いにシフトする。広島とまともに戦わず、潰し合いと下位叩きに重点を置く。5位巨人、6位ヤクルトはもうAクラス入りさえ難しい。今年は90勝、いや100勝しても、おかしくないくらい。ペナントの楽しみはそれくらいでしょう」とは、前出のスコアラー。
過去、プロ野球で100勝に到達した球団はない(最多は55年南海の99勝41敗3分け)。広島は残り62試合を49勝13敗で乗り切る必要があるため達成のハードルは高いが、今のセはそんな夢のような話が出るほど広島の力が抜きんでている。