燕相手に初HR含む2発 虎新助っ人ロジャースは本物なのか
阪神の新助っ人・ロジャース(29=パイレーツ3A)が21日のヤクルト戦で来日初アーチを含む1試合2本塁打。一軍合流後、2試合でわずか1安打だった助っ人の活躍もあり、阪神は連敗を2で止めた。
貧打解消の救世主として来日したこのロジャース。糸井、糸原と故障者が続出する中で、かかる期待はますます大きくなっている。いよいよギアが入り、これから打ちまくりそうか。ライバル球団のスコアラーが言う。
「本人はホッとしたでしょうけど、打ったのはいずれも失投。ロジャースが得意とする内のベルト付近の変化球と、外角高めの見せ球として投げるつもりだったストレートが中途半端な高さに来たもの。基本的にインハイに速いボールを投げておけば大ケガすることはないとみていますが……」
相手は14連敗とボロボロのヤクルト。この日の活躍が本物かどうかは、まだ様子見が必要かもしれない。