阪神「Bクラス転落」で金本監督の来季続投“白紙”の可能性

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「金本監督はここからが正念場だ」

 こう言うのは、さる阪神OBだ。

 阪神は23日のヤクルト戦で、先発のメッセンジャーが8回無失点と好投するなど5―0で快勝。貯金7で単独2位をキープした。25日からは甲子園で3位DeNAとの直接対決を迎える。前出のOBがこう続ける。

「阪神は毎年、夏場以降にヤマが来る。8月の『死のロード』と、毎年失速傾向にある9月が控えているからだ。昨年は8月に11勝14敗と負け越し、9月は9勝9敗。一昨年は8月こそ13勝12敗も、9月は9勝13敗1分けと負け越した。14年はCSで巨人に勝利して日本シリーズに進出しているが、阪神は最後のひと踏ん張りに欠ける傾向がある。糸井、糸原、そしてセットアッパーのマテオとケガ人が相次いでいるし、ベテランの福留、西岡に負担がかかる状況になっているのは不安材料ではある」

 23日現在、阪神は首位の広島と9ゲーム差で優勝は厳しい上に、4位の巨人とは6ゲーム差。今季は5月に一時的とはいえ首位に立ったし、貧打解消に新助っ人のロジャースを緊急補強した。

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