阪神「Bクラス転落」で金本監督の来季続投“白紙”の可能性
■若手の停滞、生え抜き監督待望論も
阪神はただでさえ熱狂的なファンやマスコミを抱えている。DeNAや巨人に競り負けてBクラスに転落するようなら、金本監督の進退問題に発展する可能性はないのか。
「球宴期間中に坂井オーナーが金本監督に来季続投を要請しており、来季も99%は金本阪神でいくでしょう。しかし、問題は残りの1%です」
とは、別の阪神OB。
「就任当初から若手育成を掲げる中で、今のところ芽が出てきたといえるのは中谷くらい。北條、原口、高山はむしろ停滞していて、福留らベテランとメッセンジャーら助っ人頼みなのが現状で、若手たちが来年、花を咲かせる雰囲気が見受けられないのです。勝てないだけならまだしも、育成もおろそかになっていれば話は違ってくる。球団や本社内部には生え抜き監督待望論もあり、金本監督の足を引っ張る材料になりかねません」
監督の任期はあってないようなもの。まだまだ安心はできないようだ。