東京五輪では4番最有力も DeNA筒香はメジャーへ準備着々
「筒香は明るい性格ですが、いわゆる『お山の大将』タイプではない。ただ主将になった一昨年からナインを引っ張り、就任3年目を迎えた今年はその意欲がさらに増してきたと評判です。先輩、後輩にかかわらず、時に励まし、気になることがあれば指摘もする。開幕戦で打ち込まれた中継ぎの須田には『まだ143分の1ですから』とフォロー。先発左腕の今永が試合中に足をつった際には、自らかかりつけのトレーナーのもとへ連れていった。一方で正捕手の戸柱とは試合後、頻繁に意見交換している。戸柱は筒香よりも1歳年上ですが、配球に限らず、『投手が分かりきっていることを言っても意味がない』というふうに、投手への声の掛け方について話すこともある。自分が抜けても大丈夫なようにしていると感じるのです」
主将としての献身ぶりを見るにつけ、メジャー挑戦のタイミングが近づいていると、周囲は見ている